ムー民さんのデッキ アーテイロック デッキ(61) クリーチャー*3 2U《熟達の魔術師アーテイ/Ertai, Wizard Adept(EX)》*2 4(4/4)《マスティコア/Masticore(UD)》*1 その他の呪文*36 U《退去の印章/Seal of Removal(NE)》*3 1U《祖先の知識/Ancestral Knowledge(WL)》*2 1U《マナ漏出/Mana Leak(SH)》*3 UU《ブーメラン/Boomerang(6E)》*4 UU《対抗呪文/Counterspell(6E)》*4 2U《秘儀の研究室/Arcane Laboratory(US)》*3 1UU《禁止/Forbid(EX)》*4 2UU《妨害/Thwart(MM)》*2 2UU《巻き直し/Rewind(US)》*4 3UU《不実/Treachery(UD)》*2 2《吠えたける鉱山/Howling Mine(6E)》*4 4《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk(5E)》*1 土地*22 《島/Island》*22 concept=カウンターで受け流しつつ吠えたける鉱山と秘儀の研究室をはり、 禁止でライブラリ−アウトをねらう。 困っている点: デッキが良く回りません。 ライブラリーアウトで勝つようにしたいんです。ジャパンクラシックです。 診断よろしくお願いします。 レア制限なし =JFKの診断=  コントロールにしては面倒なことを思いつかれるなぁ、と思います。  何故なら、JCという環境、速攻あるいはコントロールが主流かつタイトル ホルダーであるからです。  では、オリジナルのどこに問題があるのか、検証してみましょう。  ライブラリー、ドローコントロールは《鉱山》と《祖先》の6枚。  メインボードは61枚ですが、《祖先》を使うメリットはほとんどありません。  《祖先》を使うようなデッキ構築よりも、使わない構築を目指した方が良い ことは明らかでしょう。  次に、ライブラリーアウトですが、時間制限のある大会で、のんびりターン進行 を待つようなデッキ構築は明らかに「勝ち」からは目を背けていると言えます。  また、「どのように」LOを狙うか、という視点でも、方向性が間違っているのでは ないでしょうか。今までならいざしらず、「カウンターできない」カードが増える にあたって、相手のマナを遊ばせるアーテイ=研究室のロックは完璧とはいえない ものになるでしょう。  明かなコンセプト阻害カードとコントロール力の欠如、そしてカウンター呪文の 選択、問題点はこのあたりでしょう。  では次に具体的にどうするのか、対策を立てましょう。  1.コンセプトを達成するためにデッキを組み変える  2.デッキを殺さずになんとかする  1.ならば、方法はたくさん見出せます。コンボ性が高まりますが一撃必殺であり、 また勝ち筋も多い「青茶」、ロックでいかに自分だけ優位性を保てるかがキープレイ になる「ステイシスロック」のほうがよほど優秀であると言えます。  2.は難しいでしょう。アーテイロックは非常に厳しい選択であるからです。 適材適所という一言で、かたがつきます。  デッキ構築の際に気をつけるべきこと。それは、対応力を上げて「相手の したいことをさせない」か、それとも「自分のしたいことをする」か、どちらか です。多少の差異はあれど、デッキ構築はここから始まります。  両方できた方が強い。それは当たり前のことですが、その効率の悪さに気づくのも またデッキ構築というものでしょう。  もちろん、「要素」としてのどちらか片方をいれないことにはまたお話になり ません。それが「デッキバランス」という言葉となって現れてきます。  こちらは「アクティブに相手を倒す」デッキ、そう、記憶に新しい日本選手権 優勝者使用デッキ「AQUA SOUL BLUE」JCバージョンを考えてみましょう。 デッキ: クリーチャー*5 3UU《変異種/Morphling(US)》*3 4《マスティコア(UD)》*2 その他の呪文*31 1U《目くらまし/Daze(NE)》*3 UU《対抗呪文(6E)》*4 1U《マナ漏出(SH)》*3 2UU《妨害(MM)》*3 3UU《不実/Treachery(UD)》*4 X2U《天才のひらめき/Stroke of Genius(US)》*4 2《厳かなモノリス/Grim Monolith(UL)》*4 1《魔力の櫃/Mana Vault(5E)》*4 1《通電式キー/Voltaic Key(US)》*2 土地*24 《島/Island》*22 《黄塵地帯/Dust Bowl(MM)》*2  非常に攻性なデッキですから、メタ・ゲーム次第では形が変わることが あるでしょう。もちろんJCのフォーマットで実現できるデッキタイプは 幅が広いですから、もっと色々な可能性を試せるはずです。 = ARTの診断 =  デッキについては上でJFK氏が語ってくれていますが、アーテイロック でライブラリーアウトを狙うのは至難のわざと考えます。理由は2つです。  1.ロック完成前の生き物の除去が困難  2.ロック完成直後の不安定さ  1については言うまでもないでしょう。《ブーメラン》や《印章》等が 入っていますが根本的な解決になってないのは自明の理です。《火薬樽》 や《ネビニラル》を使うのならわざわざロックする必要もありません。 2については《秘儀の研究室》を出す前後に当然対戦相手も対抗策を 集中してくるためです。  以上からデッキコンセプト(ライブラリーアウト)を達成するために 今回の診断ではステイシスにデッキを組みかえてみました。  ステイシスロックはアーテイロックより、生き物をほぼ無視できることと、 コンボ要素の枚数の少なさ(ステイシスは1枚、アーテイは2枚)の点で 優れています。  今回は根本的なコンセプト(ライブラリーアウト)は変わっていませんが ロックの手段が変わっているので今回はデッキの使用方法について以下に 述べます。 デッキ: その他の呪文*37 1U《目くらまし(NE)》*4 1U《衝動/Impulse(VI)》*4 1U《停滞/Stasis(5E)》*4 UU《ブーメラン(6E)》*2 UU《対抗呪文(6E)》*2 2UU《撃退/Foil(PR)》*2 2UU《妨害(MM)》*4 4U《噴出/Gush(MM)》*4 3UU《誤った指図/Misdirection(MM)》*3 X2U《天才のひらめき(US)》*1 0《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix(US)》*2 1《フェルドンの杖/Feldon's Cane(5E)》*1 2《火薬樽/Powder Keg(UD)》*4 土地*23 《島/Island》*23  デッキの使い方は簡単です。ころあいを見計らって停滞を出し、《妨害》や 《噴出》で島を戻し《停滞》を維持したり、《ギックスの鉤爪》を使って 《停滞》を張り替えたりしながら相手のライブラリーが少なくなってくるのを 待って《ひらめき》で勝負を決めましょう。  デッキの構成上こちらのライブラリーのほうが先になくなるのでその場合は 《フェルドンの杖》でライブラリーを回復します。手札次第ですが4ターン目 前後にはロックに入れるでしょう。